健大高崎の敗退など波乱含み!?の前半戦
7月6日に開幕した2019年の夏の高校野球群馬県予選(第101回全国高等学校野球選手権群馬大会)ですが、ここまでの展開みなさんの予想どおりだったでしょうか?
個人的には概ね予想どおりの部分と大きく予想を外す部分の両方があって、高校野球の難しさと面白さを味わいながら日々の試合を見守っている感じです。
中でも大きく予想を外したのが、前評判で圧倒的有利であった第二シードの健大高崎が敗退したことでした。
スコアは以下のとおり
0000123456789計
健大高崎0303100007
商大付属10401300×9
健大高崎が残念だった部分もありますが、接戦に持ち込み競り勝ったという展開から、高崎商大附属を称賛する方が適当ではないかと思います。
前評判を覆して勝利をものにした高崎商大附属のナインはお見事だったと思います。
ちなみにこの高崎商大附属の勝利についてFMぐんまのアナウンサーが「もしかしたら」という予想していました。(音声記録探しています。)
そのほかの予想については、既に敗退しているシード校もありますが、第二、第三シードの高校については概ね順当に勝ち上がっているといった印象です。
後半戦を展望
ここから後半戦が始まります。
ここまでの試合の展開や結果を評論できるほど野球の実績や知識はありませんので、楽しみ方として今後の傾向や見どころを勝手に書いておきたいと思います。
自分の経験と勝手な思い込みで書いていきます。
傾向
今年は今のところ梅雨の時期が長く涼しい日が続いています。
夏の大会では、ピッチャー1人で勝ち抜いていくという高校も多く、そういったチームにとっては絶好の環境になります。
雨で試合が順延になって中日(なかび)が入ったり、温度が低いため灼熱の太陽の下で連投す場合よりもピッチャーの体力的な負担(消耗)が抑えられます。
そういった意味では、打線頼みの「打」のチームよりも絶対的なエースのいる投手中心の守りの(バランスのとれた)チームが有利な試合運びができるかもしれません。
過去の気象データからの分析
以前の気象データから試合結果(優勝校)を予想しました。
分析によると過去20年(回)で梅雨の期間が50日を超えた場合には、私立勢の優勝確率が100%という結果になっています。
反面、梅雨明けが遅い場合には公立勢が有利というデータもあることから、どちらに転んでも不思議ではない状況です。
後半戦の注目校
まずは、先ほどの気象データと前評判から注目するとおもしろいという観点から予想をしてみたいと思います。
具体的な対決カードを予想すると一方の高校を予想することで反対に相手校の配慮に欠けてしまうので、個別に注目している高校を書いておきたいと思います。
個人的に注目している高校
まずは、荒井直樹監督率いる前橋育英高校です。
やはり、走攻守バランスがとれて安定しています。
以前にも書きましたが、第一シードであるがゆえに上毛新聞敷島球場の第1試合で全ての日程が行われるというのもチームのコンディショニングの点で有利になります。
次は利根商業高校です。
ポイントとなるのは、やはり春から就任した福田治男監督の采配でしょうか。
先日の伊勢崎清明戦では、春の大会で健大高崎を2点で抑えた絶対的なエースを早々と交代させ3人の投手リレーで逃げ切るという中々想像できない采配は正直見ていて面白い。
意外と試合展開の中で圧倒的勝利で勝ち上がるチームの評判が上がりやすいところですが、高校野球においては、接戦も勝ち上がってきたチームが試合をこなすたびに成長していく展開がよくあります。
そういった意味でも、第三シードの桐生第一とともに順当に勝ち上がると準々決勝で対戦もあるかもしれませんので、その結果次第では・・・。
もちろんこの2校だけというわけではありません。
色々見どころはあるうちの一部ということでお願いします。
そのほかの見どころとまとめ
ほかにも多くの見どころがあります。
プロ注目の左腕、井上投手を要する前橋商業高校の存在はかなり注目しています。
城南ゾーンの本命ではないかと思えるほど、見事ととしか言いようの無い素晴らしいピッチャーだと思います。
そのほかには新任の今泉監督にとって初の夏を迎える第三シード桐生第一高校は投打にバランスがとれており、その存在が気になります。
また健大高崎に勝った高崎商大附属高校の存在も気になるところです。
それともうひとつ、前橋商業時代に富岡潤一監督の右腕として甲子園に何度も導いている清水監督の率いる渋川青翠高校は、次の前橋育英戦で接戦を演じてくれるのではないかと期待しています。
色々ありますが、後半戦をちょっと違う目線でみるためのポイントを踏まえたみどころについて書いてみました。
どうなるか・・。
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